【石川一雄さんは無実です。ただちに再審開始を】

24歳で逮捕された石川さん(左)。78歳になった今も無実を訴え続けている
24歳で逮捕された石川さん(左)。78歳になった今も無実を訴え続けている

 事件発生から半世紀以上が経過した今も犯人とされた石川一雄さんは無実を訴えつづけています。他のえん罪事件でも様々な証拠ねつ造が明らかになっていますが、狭山事件でも「万年筆」をはじめ多くの疑惑の証拠が存在しています。私たちの狭山事件のすべての証拠の開示、証人尋問・事実調べ、裁判のやり直しを求めています。

 

 2010年の三者協議ではじめて証拠が開示され、2017年5月現在までに187点の証拠が開示されてきました。弁護団は開示された証拠を分析し数々の新証拠を提出し石川さんが犯人ではありえないことを証明しています。ぜひ無実の証拠をご覧いただき、狭山事件の再審闘争へのご支援をお願いいたします。

 ※このHPに掲載する画像は弁護団提出の鑑定書に掲載されているものも含まれており、無断での転載を禁止させていただきます。

 

【最新情報】

 5月31日に松原で狭山事件の再審開始と
部落差別解消推進法の具体化を求める
南大阪市民集会

 

 狭山事件発生から半世紀以上経過した今も犯人とされた石川一雄さんは無実を訴え続けています。二度とえん罪を生み出さないためには全証拠開示の義務づけをはじめとする司法制度改革が必要です。2016年に施行された部落差別解消推進法をきっかけとして悪質な差別行為に対する法的規制、人権侵害被害者を救済するための法制度を求めていく必要があります。
 証拠開示された取り調べの録音テープを聴き、当時の石川さんの筆跡能力について識字に詳しい森教授が鑑定し、「石川さんが犯人でないことは明らかだ」と確信したといいます。狭山事件の再審開始へむけて学習会を実施します。多くの参加をお待ちしています。

●日時 5月31日(水)18:30〜20:30 

●場所 松原商工会議所 2階

  住所 松原市阿保1-2-30 電話072-331-0291
●講演 狭山事件の識字能力鑑定書を作成して
   ~部落差別解消推進法および教育機会確保法との関連で~

●講師 大阪教育大学教授 森実さん

実行委員会・部落解放同盟大阪府連合会平野支部・矢田支部・松原支部・向野支部・富田林支部、大阪東南フォーラム平和・人権・環境、部落解放松原・大阪狭山市民共闘会議、部落解放羽曳野・藤井寺・太子市民共闘会議、連合大阪河内地域協議会



5・23狭山市民集会

 熱い日差しが照りつく中、狭山事件の再審を求める市民集会が23日東京の日比谷野外音楽堂でひらかれました。

 石川一雄さんはあいさつで「みなさんのお力で今こそ司法を倒す時がきた。(石川さん宅で発見された「万年筆」が被害者のものではなかったことを証明した)下山鑑定はすばらしい結果。私は涙を流し読ませていただいた。被害者の万年筆が私の家にあるはずがない。証拠を持って司法に突きつけていきたい」とのべました。

 妻の早智子さんは10日にひらかれた第32回三者協議の内容を紹介し、「検察が50年も隠していた被害者のインク瓶が証拠開示によって明らかになり、それをもとに弁護団が鑑定しでっち上げだとわかった」とのべ、「狭山事件の証拠はすべて検察がもっている。検察は証拠開示する必要がないというが、それを決めるのは裁判官。いまこそ開示命令をだすときだ」と訴えました。

 足利事件の菅家利和さん、布川事件の桜井昌司さん、袴田事件の袴田巌さんの姉、秀子さんらえん罪被害者の方々からもアピールがあり「無実を勝ち取るまで共に闘い抜く」と訴えがありました。 

 連帯アピールで作家の雨宮処凛さんは「共謀罪ができてしまうとまちがいなくえん罪が増えていく。石川さんの再審開始へがんばろう」とのべました。

 一日も早く石川さんのみえない手錠をはずすために闘い抜くことを参加者全員で確認しました。



東京高裁・高検へ要請行動

 石川一雄さんが不当逮捕されてから54年を迎えた今日、全国からかけつけた支援者のみなさんとともに東京高等裁判所、東京高等検察へ要請行動を展開しました。

  その前にひらかれた集会で石川さんは「(石川さんの自宅で発見された被害者の万年筆が被害者のものではなかったことを科学的に証明した)下山鑑定がだされて期待しているが、最後まで楽観せずに再審無罪を勝ち取るまでとことんがんばっていきたい」とのべました。

  足利事件の菅家利和さんは「石川さんも私とおなじ。早期に再審開始ができるように願っている」と支援を呼びかけました。

 東京高等裁判所前で石川さんの無実を訴える街宣行動を実施。大阪府連が作成したティッシュも配布して頂きました。



難波高島屋前で街宣

 狭山事件の再審を求める街頭宣伝行動を5月18日に難波高島屋前でおこない2000枚のビラ・ティッシュを道行く人へ配布しました。
 今年5月23日には石川さんの不当逮捕から54年目を迎えますが、石川さんは今も無実を訴え続けています。有罪の有力な根拠となった被害者の「カバン」、「万年筆」、「腕時計」について開示された証拠をもとに弁護団が鑑定をおこなった結果、それら証拠がすべて「ウソ」であったことなどを訴えました。
 署名の呼びかけにこころよく応えてくれた方へ、狭山事件がえん罪であることを伝えると「だいぶ前から知っている。まだ解決してないんやなぁ。ほんとにひどい話やなぁ。がんばって」と支援していただきました。