【石川一雄さんは無実です。ただちに再審開始を】

24歳で逮捕された石川さん(左)。事件から55年が経過し、79歳になった今も無実を訴え続けている。

 事件発生から半世紀以上が経過した今も犯人とされた石川一雄さんは無実を訴えつづけています。他のえん罪事件でも様々な証拠ねつ造が明らかになっていますが、狭山事件でも「万年筆」をはじめ多くの疑惑の証拠が存在しています。私たちは狭山事件のすべての証拠の開示、証人尋問・事実調べ、裁判のやり直しを求めています。

 2010年の三者協議ではじめて証拠が開示され、2018年5月現在までに191点の証拠が開示されてきました。弁護団は開示された証拠を分析し202点の新証拠を提出し石川さんが犯人ではありえないことを証明しています。


ぜひ無実の証拠をご覧いただき、狭山事件の再審闘争へのご支援をお願いいたします。活動内容も順次掲載していきます。
 ※このHPに掲載する画像は弁護団提出の鑑定書に掲載されているものも含まれており、無断での転載を禁止させていただきます。


【最新情報】

現地調査で石川さんの無実を確信

 狭山現地調査を2018年17日に実施し、石川一雄さんの自白に沿って事件当日に被害者と出会った地点や犯行現場とされた場所などへフィールドワークをおこないました。
 石川さんの有罪を裏付ける証拠はなく、不自然な点が多く、どう考えても石川さんは犯人じゃないことを確信しました。

 

 フィールドワーク終了後、集会場所へ移動し石川一雄さん早智子さんと交流を深めました。

 事件当時、身代金の引き渡し場所へは兄の六造さんの地下足袋をはいてとりにいったことになっていますが、石川さんの足のサイズは25センチで兄は23,5センチと兄よりも大きく、兄の地下足袋を履くことができませんでした。

 石川さんは「2年前に同じサイズの地下足袋をはいてみたが履けなかった。裁判所に保管されている地下足袋を履けば事実がわかるはず」とのべました。
 石川さんは袴田事件で再審開始決定が取り消されたことについて「袴田事件は誰もが勝つと思っていた。裁判長が判断する当日に布川事件の桜井昌司さん、足利事件の管家利和さんとともに書いた「検察の抗告を棄却する」幕を作り掲げる予定だった。1974年の寺尾判決を受ける当日も多くの人が100%無罪だと信じていたがあのような判決になってしまった。袴田事件も有罪な証拠が出されているが裁判長は権力に向いてしまった。狭山事件でも無実を証明できる証拠がいくつも出ている。一刻も早く糾明のための裁判をひらいてほしい」と支援を訴えました。

 「一日3万歩もあるいている。元気な間に集結させたい。多くの団体が現地調査に出向いてくれて無実を確信してくれている。完全な無実が証明されるように今後も声を上げ続けていきたい」などとのべました。

 


兵庫でも街宣行動

 狭山事件を多くの方へ関心を持ってもらうために部落解放同盟は全国各地で運動を展開しています。

 部落解放同盟兵庫県連合会と部落解放兵庫県民共闘会議が作成したハンカチです。兵庫県各地で街宣行動を行うときに配布されています。
 ハンカチを希望する方は兵庫県連の岡本さんまでお問い合わせください。電話078−222−4747


袴田さんも石川さんも無実だ!

 袴田巌さんの再審を求める会と部落解放同盟は6月14日に東京高等検察庁に対して改めて袴田さんの身柄を拘束しないように申し入れ書を提出しました。

 急な呼びかけにもかかわらず全国から支援者30人が参加し、高裁前で「袴田さんも石川さんも無罪だ!一日も早く再審無罪を!」と書かれた横断幕を掲げ、「司法は袴田さん(82歳)の命をこれ以上もてあそぶな!」などとかかれた不当判決に断固抗議するビラを配布しました。
 
狭山事件で犯人とされ半世紀以上も無実を訴え続けている石川一雄さんの妻の早智子さんは「裁判を開いてその場で真実を明らかにすれば無実が証明できる。一日も早く再審を開始してほしい」などと訴えました。

 東京高裁は6月11日に袴田巖さんの裁判のやり直しを認めないと決定しましたが、静岡地裁が4年前に決めた袴田さんの釈放については、年齢や健康状態などをふまえ、取り消しませんでした。一日も早く再審開始、無実を勝ち取るために声を上げていきましょう。



袴田事件再審取り消し

 

 1966年に静岡県で一家四人が殺害された強盗殺人事件「袴田事件」で、東京高裁は6月11日、袴田巌元被告の再審開始決定を取り消しました。

 

 2014年に静岡地裁の決定により袴田さんは釈放されましたが、今回の判断理由として大島裁判長は「地裁の再審開始の根拠としたDNA型鑑定の結果は信用できない」といいます。

 

再審は有罪判決に合理的疑いがないか新旧の証拠を総合的判断することが必要であるのに今回の決定はそれらに反する不当判決と言わざるを得ません。


 袴田さんは現在82歳と高齢で長年、死刑囚として拘禁生活を強いられてきたことで拘禁症にかかるなど体に負担が生じています。

 82歳の袴田巌さんには残された時間はあまりなく早期解決が必要です。


 袴田巌さんは石川一雄さんと同じ獄中生活を過ごしました。姉の秀子さんは狭山中央集会で同じえん罪被害者として壇上にたち、袴田さんの近況とともに「二度と同じえん罪被害者を作ってはならない」と訴えています。




第3次再審で終結を


 狭山事件の再審を求める市民集会「不当逮捕55年!今度こそ事実調べ・再審開始を」が5月23日に東京の日比谷野外音楽堂でひらかれ雨の中、全国各地から約2500人が参加しました。

 

 石川一雄さんはあいさつで「第3次再審請求で3次で終結するには皆さんの支援が必要不可欠。事件から55年。司法は必ず真相究明してくれるという思いで闘ってきたがまだまだ道のりは遠い。なんとしてもこの第3次再審請求以外にないと自分自身に言い聞かせながら連日のように全国各地をまわっている。三次で終結させるためさらなる協力をお願いしたい」と支援をよびかけました。

 開示された証拠をもとに弁護団は202点の新証拠を提出しています。新たな新証拠について弁護団が報告しましたので紹介します。

 

 石川さんが逮捕されたあと、2度の家宅捜索で発見されず3度目の家宅捜索で被害者のものとされる万年筆が発見された。

 被害者が事件当日まで使っていた万年筆のインクの色は「ジェットブルー」なのに石川さん宅で発見された万年筆のインクの色は「ブルーブラック」。事件当日に被害者が郵便局に立ち寄ったときにインクを補充したなどと推測されてきた。被害者が使っていたインク瓶が証拠開示され、当時のインクを取り寄せ鑑定した結果、石川さんの「自白」にもとづいて石川さん宅から発見された「万年筆」には被害者が事件当日まで使っていたインクがまったく検出されないことがわかりました。

  弁護団は、提出した下山鑑定のほかに第二の下山鑑定を提出する予定。インクの成分の分析から、石川さん宅から発見された万年筆には、被害者の使っていた万年筆のインクが入っていなかったことが明らかになっていることなどを報告しました。

 最後に、「寺尾判決で有罪とされた証拠はことごとく崩壊しており、事実調べ、再審開始の道をひらいていきたい」などとのべました。
 えん罪被害者の方々から連帯のうったえがあり、6月11日13時半から東京高裁で
再審かどうかの決定が下される袴田事件の袴田巌さんの姉、ひでこさんがアピール。
 巌さんの近況を報告するとともに、弁護団や市民への寄せ書きを求められたときに巌さんが「幸せの花」と書いたことなどを紹介。秀子さんは「(巌さんが書く文字には)幸せなんて言葉はいままで出てこなかった。今が幸せだと感じているのではないか。いつまでも幸せに永遠に暮らしていけるように願っている」などとのべました。
 

 

 プレイベントにはシンガーソングライターの小室等さんらによる獄友イノセンスバンドが曲を披露していただきました。



第3次再審で集結を 石川さんがメッセージ

2018年5月23日…。

石川一雄さんが逮捕されて55年を迎えました。

朝10時すぎから日比谷公園健康広場で前段集会をひらき、全国各地から100人を越える参加がありました。石川さんのあいさつを紹介します。

 

石川一雄さん

支援していただいている皆さんの声を無くして無罪を勝ち取ることはありえません。後藤裁判長のもとで無罪の声を聞き取りたい。 長年、今も元気で闘い続けることができるのは部落の兄弟姉妹をはじめとして多くの支援者のおかげです。80歳を間近にするがまだまだこれからが私の人生であると思っています。だから健康に気をつけていきたい。

(えん罪被害者である)石川一雄を二度と出さないためにも今後も最先端で闘っていきたい。第3次で終結させるためにみなさんの最後の力をお貸ししていただきたい。

 


 事件から55年を迎える5月23日の狭山市民集会に向けてメッセージが届きました。


脅迫状は99.9%別人! 難波で訴え

2018年5月18日に難波の高島屋駅前で街宣行動をおこないました。

労働組合や部落解放同盟などから30人以上の方が協力していただき、ビラ入りティッシュを3000個配布しました。
 
犯人が書いた脅迫状の筆跡と石川さんの筆跡をコンピューターを用いて照合し、99.9%ちがうことを明らかにした鑑定結果を紹介したビラ入りティッシュを道行く人に配布しました。

 

署名に協力してくれた方からは「え!まだ解決してないん?」という驚きの声や「DNA鑑定はまだやってないの?すれば明らかやのに」といった声が寄せられました。
 
事件から55年、早いこと、再審開始の実現を。


全証拠を開示すれば無実は明らか  第36回三者協議

 裁判所、弁護団、検察官による第36回三者協議が5月14日に東京高裁でひらかれました。
 脅迫状の筆跡と石川さんが逮捕当日に書かされた上申書の筆跡が「99.9%別人」であることをコンピューターをもとに解析し証明した鑑定書について、検察官は反論、反証を検討しているとしました。

 弁護団はスコップ関係など準備中の新証拠を8月頃に提出することなどを伝えました。
 これまで、三者協議で開示された証拠などをもとに弁護団は新証拠を提出し続け再審開始を求めています。
 事実調べを行えば石川さんの無実は明らかです。早期解決へ裁判長の判断が求められます。


第3次再審で無罪を勝ち取りたい 石川さんが全女で訴え

  男女平等社会の実現にむけて、すべての人たちと連帯・協働をすすめ、憲法改悪を許さず「戦争をする国」づくりに反対し、女性の力で部落解放運動を大きく前進させることを目的に部落解放第63回全国女性集会が2018年12日、13日に和歌山県民文化会館大ホールでひらかれました。
 全体集会で石川一雄さん、早智子さんがあいさつされましたので紹介します。

 

 石川一雄さんは「第3次再審開始決定へ今後も大きな力をお借りしたい。第3次再審で無罪が勝ち取れなかったとしたら石川の人生は終わりではないか。あと7ヶ月で80歳になる。まだまだ元気だが元気な間にみなさんのさらなる支援をお願いしたい」。

 石川早智子さんは「石川は目の調子が悪く、最近はよく転ぶ。無罪を勝ち取るまでには絶対に倒れるわけにはいかないと強い気持ちでたたかっている。心が折れることなく闘い続けてこられたのはみなさまのご支援のおかげ。狭山は大きく動いている。今度こそ実現するのではないかと期待、希望、確信を持っている。脅迫状を書いたことが犯人の重要な証拠とされてきたが、コンピューターの鑑定で99.9%本人のものでないことがわかった。これらを裁判所が事実調べをするかどうか。事実調べへ向けて世論の声をあげてほしい。袴田事件も判断がもうすぐでる。長い闘い。多くの無実を闘っている人とともに司法を変えていきたい」などとのべました。
 



事件発生から55年。早期解決を。

 晴天の中、今年も働く者の祭典「大阪地方メーデー」が5月1日に大阪城公園で開催されました。
 今から55年前の5月1日、埼玉県狭山市で女子高生誘拐、殺害事件がおきた狭山事件で有罪とされた石川一雄さんは今も無実を訴え続けています。
 私たちは、えん罪・狭山事件のことを多くの人へ周知するために今年もメーデーに参加される人たちへ街宣活動を実施しました。
 ビラを受け取ってもらえない場合も多くありますが、そんな中、狭山事件のビラであることを伝えると駆け寄って受け取ってくださる方もいて、無関心な人だけではないと勇気づけられました。事件から55年。早期解決が望まれます。


映画「獄友」各地で自主上映

やってないのに殺人犯?

人生のほとんどを獄中で過ごした男たち。

彼らは言う「不運だったけど不幸ではない」

 石川一雄さんたちえん罪被害者の日常を綴ったドキュメンタリー映画「獄友」が各地で上映されます。詳細は下記HPをごらんください。映画「獄友」HP

 

2018年3月31日付けの毎日新聞朝刊に映画「獄友」が紹介されました。
 


再審開始の扉をあけよう!

 拡大全国狭山活動者会議・狭山住民の会全国交流会が3月20日に東京で開催され多くの支援者がかけつけました。

 石川一雄さん、早智子さんのあいさつを紹介します。

 石川一雄さん
 「いよいよ本格的な闘いがきた。
裁判長がどう判断するかにかかっている。
(検察は)いろんな証拠を隠して出さないわけであるからそれら全てを明らかにした上で再審開始決定を行ってほしい。
そのためにはみなさんの力が必要。
万が一、第三次再審で解決できなければ次の時には石川は星になっているはず。
何とか第三次で決着をつけるべく夫婦共々元気なうちにがんばっていきたい。第三次で終わりにしたい」。

 早智子さん。
 「事件発生から55年を迎える。これまで諦めず共に闘い続けていただいた支援者の皆さんや弁護団のみなさんの力によるもの。大きなヤマ場にある。今度こそ最大限の力をお借りしたい」と支援を呼びかけました。


 中山武敏主任弁護人は「石川一雄さんが逮捕された後にウソの自白においつめられ、なぜウソの自白を維持したのか。
(石川さんの背景にある部落差別によって充分な教育を受けることができなかったことや被差別部落へ重点的に捜査されたことなど)部落差別を裁判長に理解してもらうことが必要だ。これまでの第一次、第二次再審においても部落差別について全く触れられてこなかった。第三次では何としても部落差別を含めて対応してほしい」などとのべました。

 
 市民の会事務局長の鎌田慧さんからの提起を紹介します。

 学校法人森友学園への国有地問題売却での大幅な値引きが行われたことに対して安倍昭恵さんの存在をチラつかせ値引きさせたことが国会で問題になっていることについて鎌田さんは、
「民主主義の根幹がバカにされている。
(この問題の)根幹はえん罪と同じ。」とのべ、「狭山事件では司法が動かず司法の尊厳、品格、人間の心を拒否してきた。
55年間無実の人がいる。訴えても認めない国は本当に民主主義と言えるのか」とのべ、「(多くの社会問題に)無関心の層が広がってきている。5月23日の狭山市民集会のパレードでは、事件について道行く人に呼びかけよう。」とあいさつされました。

一日も早く再審へ!要請ハガキを送ろう。

 「日本の刑事裁判における有罪率は99.9%。いったん起訴されたらほぼ有罪が確定してしまう。このドラマは残りの0.1%に隠された事実にたどり着くために難事件に挑む弁護士達の物語である。」

 

 この言葉は、毎週日曜日に松潤が主演のドラマ99.9—刑事専門弁護士—の冒頭で毎回説明されるナレーションです。

 

 318日の最終回は再審を求める家族のお話でした。

 取り調べのシーンで「やってないなら裁判で主張すれば良い」と警察官に言いくるめられて罪を認めてしまうえん罪被害者の姿は、ウソの自白に追い込まれた石川一雄さんのケースと重なりました。

  「戦後70年の中で死刑または無期懲役がでた案件で再審請求がとおり無罪を勝ち取ったのはわずか9件。」という弁護士のセリフがあります。

  狭山事件もこれまで開示されたわずかな証拠をたよりに、197点の新証拠を提出しています。99.9%犯人の筆跡とちがうことを証明しても再審の扉がなかなかひらきません。

 事件から半世紀を超え、早期解決がのぞまれます。

  私たちは少しでも多くの支援者の声を届けるために、東京高等裁判所の後藤眞理子裁判長と東京高等検察庁宛の要請ハガキを作成しました。

  ドラマのように再審の扉をひらかせるためにできることから行動しませんか。

 


Yahoo!ニュースに掲載されました

 石川一雄さんを支援する集会がYahoo!ニュースに紹介されましたので画像を貼り付けて紹介します。
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1963年、狭山市で当時16歳の女子高校生が殺害された「狭山事件」。発生から55年が経ち第3次再審請求中の石川一雄さん(79)を支援する集会が9日夜、さいたま市内で開かれました。
狭山事件では、石川さんが強盗殺人などの罪に問われ、最高裁で無期懲役が確定しましたが、服役後の1994年に仮釈放され、裁判のやり直しを求めて現在3回目の再審請求を行っています。
集会では、弁護団が1月に東京高裁に提出した、脅迫状の筆跡が石川さんと別人である確率が99.9%以上だとする新たな鑑定結果についての報告がありました。弁護団の河村建夫弁護士は、鑑定結果について、「コンピューターを用い統計的な手法を使っていて、鑑定する人の主観が入らない」と強調し、従来の鑑定に比べ客観性が高いと主張しました。このあと、石川さんが「あと9か月で80歳の大台に乗ってしまう。何とかこの第3次再審で無罪を勝ち取りたい」と力強く決意を述べ、協力を求めました。

 


「証拠をみれば無実は明らか」石川さんが訴え

  部落解放同盟第75回全国大会が2018年3月3日に東京の日本消防会館でひらかれました。石川一雄さん、早智子さんのアピールを紹介します。

 

 石川さんは全国各地で多くの支援運動をおこなっていただいていることに感謝の言葉をのべたあと、「狭山事件はいよいよ大詰めを迎えました。今年中には決定が出るのではないかと期待しています。後藤眞理子裁判長のもと次回三者協議が5月中旬にひらかれます。いよいよ最終段階に入り、証拠をきちんと見ていただければ無実は明らかになるはず」とのべ、さらなる支援を呼びかけました。

 

 早智子さんは「狭山事件は今年55年を迎えます。2009年に三者協議がはじまってから大きく動き始めました。それだけでなく中央集会や地域での学習会、高裁前アピール行動など寒い日も暑い日もみなさんが動いてくれたおかげでここまでこれました。科学の力によって無実が明らかになってきました。石川は4回目の二十歳を迎える前に勝利を勝ち取りたいと言っています。さらなる支援を心からお願いしあいさつにかえさせていただきます」などとのべました。

 無実を訴え続けて半世紀以上が経ち、無実を勝ち取るために今後も活動を続けていくことを確認しました。


 狭山事件で犯人が書いた脅迫状の筆跡と石川一雄さんの筆跡が99.9%ちがうことを証明した鑑定書についてルポライターの鎌田慧さんが東京新聞「本音のコラム」に紹介していただきましたので紹介します。

 

 

 



「読み書きができなかった私が書けるはずがない」

 第35回三者協議が1月22日に東京高裁でおこなわれました。後藤眞理子裁判長、東京高等検察庁の担当検察官、弁護団などが出席。狭山弁護団は15日に提出した新証拠について説明し石川さんと筆跡が99.9%ちがうと強調。検察官からは新証拠について反証・反論を検討しているとしました。

 脅迫状の筆跡が99.9%の確率で石川さんと別人のものだとする新たな鑑定書を1月15日に提出。

 狭山事件弁護団は脅迫状の筆跡が99.9%の確率で石川さんと別人のものだとする新たな鑑定書を2018年1月15日に裁判所へ提出しました。

 弁護団はコンピューターを使って筆跡鑑定を研究する東海大学の福江潔也教授に鑑定を依頼。犯人が残した脅迫状でくり返し使われていた「い」「た」「て」「と」の4文字を石川一雄さんの筆跡と比較したところ、脅迫状の筆跡と石川さんの筆跡は形が大きくずれていて、99.9%の確率で別人のものだと考えられると証明しました。 


 1月22日には、後藤眞理子裁判長、東京高等検察庁の担当検察官、弁護団による三者協議がおこなわれ、弁護団は15日に提出した新証拠について説明し石川さんと筆跡がちがうと強調。検察官からは新証拠について反証・反論を検討しているとしました。

 

 その後の記者会見で石川一雄さんは「学校に行けず、当時は読み書きができなかった私が脅迫状を書けるはずがない。その通りの鑑定が出た。一日も早く再審を認めてほしい」と訴えました。


 脅迫状の筆跡と石川さんが逮捕当日に書かされた上申書の筆跡が「99.9%別人」であることを証明した新鑑定書について紹介されています。

http://www.sankei.com/affairs/news/180130/afr1801300002-n1.html



署名活動のお願い

 現在、狭山事件の公正な裁判ー事実調べ・再審開始を求めるために署名活動をおこなっています。2017年1222日に裁判長が交代し、新しく後藤眞理子裁判官が就任しました。下記アドレスをクリックすると後藤裁判長宛の署名用紙が表示されます。印刷していただき、多くの人へ署名を呼びかけてください。

 三者協議で開示された証拠をもとに弁護団はこれまで多くの鑑定書を提出してきました。それらをもとに事実調べをおこない再審開始実現を求めるためにも高裁高検への要請はがき行動や、後藤眞理子裁判長宛の署名行動を各地で展開しましょう。

 

http://www.hrn.gr.jp/wp-content/uploads/2018/01/fcda0f3b603d2562563228628422e71f.pdf

 


不当判決から43年  狭山市民集会

  寺尾不当判が下された2017年1031日に狭山事件の再を求める市民集会が日比谷野外音堂でひらかれました。

 43年前、寺尾正二裁判は石川さんを有罪とするには矛盾点が多くあったにも関わらず、石川さんの自白通りに被害者の万年発見されたなどとして有罪の根としました。示されたをもとに三度目の取り調べで石川さん宅で発見された万年が被害者のものではないことが科学的に明らかになるなど有罪とした根が崩れています。

  集会では、全国各地から多くの支援者がめかけ、石川さんの無実ち取るために各地でできることを展開しようとなりました。

 石川一雄さんはあいさつで「新年にはたぶん今は再審開定が行われているんではないかと、自分自身に言いかせ10ヶ月間精力的に運動を展してきましたが、再審開始ではなく事実調べもされずに寺尾不当判から43年を迎えてしまいました。私にとっては良くない持ちでありますけども来年こそ司法をかすことができるのかという意のもと、今後も運動を展していきたいと考えています。」などとのべました。

妻の早智子さんは三者協議により53年も察がしていた示され石川の無実が明らかになりつつある今も全国各地で支援活が展されている無実が明らかになる示させるためにさらなる支援をおいしたいなどとのべました


庭山英雄さんが逝去

 狭山事件の再審を求める市民の会代表を長くつとめてこられた庭山英雄弁護士が2017年7月11日に逝去されました。88歳でした。
 庭山英雄さんはルポライターの鎌田慧さんとともに1999年に「狭山事件の再審を求める文化人の会」を立ち上げ、作家、写真家、歴史学者、評論家、漫画家、映画監督など多くの著名人とともに新聞紙上への意見広告運動や署名運動にとりくんでこられました。
 文化人の会から市民の会に名称変更後は、代表として狭山事件の再審を求める市民集会などで石川さんの一日も早い再審開始を訴えてこられました。

 写真は石川さんの不当逮捕から51年を迎えた2014年5月23日の市民集会です。庭山さんは「『被害者とすれちがった時に自転車の荷台をもって被害者を止めた』という石川さんの自白に沿って被害者と出会ったとされる現場で再現してみたが、おかしな点が多く無実は明らかだ。」と熱く語られた姿を思い出します。
 ご冥福をお祈りします。