【石川一雄さんは無実です。ただちに再審開始を】

24歳で逮捕された石川さん(左)。事件から56年が経過し、80歳になった今も無実を訴え続けている。

 事件発生から半世紀以上が経過した今も犯人とされた石川一雄さんは無実を訴えつづけています。他のえん罪事件でも様々な証拠ねつ造が明らかになっていますが、狭山事件でも「万年筆」をはじめ多くの疑惑の証拠が存在しています。私たちは狭山事件のすべての証拠の開示、証人尋問・事実調べ、裁判のやり直しを求めています。

 2010年の三者協議ではじめて証拠が開示され、2019年9月の第40回三者協議までに多くの証拠が開示されてきました。弁護団は開示された証拠を分析し220点の新証拠を提出し、石川さんが犯人ではありえないことを証明しています。昨年には「獄友」の仲間である桜井昌司さん、菅家利和さんとともに現地調査を行い、石川さんの無実を確信しました。


ぜひ無実の証拠をご覧いただき、狭山事件の再審闘争へのご支援をお願いいたします。活動内容メディアで取り上げられたものも順次掲載していきます。
 ※このHPに掲載する画像は弁護団提出の鑑定書に掲載されているものも含まれており、無断での転載を禁止させていただきます。


【最新情報】

鑑定人尋問を実現させ再審開始を  第40回三者協議

 2019年9月9日、東京高裁で第40回三者協議がひらかれました。

 2018年8月に提出した下山第二鑑定では万年筆のインクを蛍光X線分析でインクに含まれる元素を分析した結果、インクの成分がちがうことを証明でき、有力な証拠とされた万年筆が事件とは関係がないことが明らかになりました。検察官はこの鑑定について反証をおこなうとしてきましたが、今回の三者協議で見通しが立っていない状況であることが明らかになりました。

 また、脅迫状の筆跡が99.9%の確率で石川さんと別人のものだとする福江鑑定書2018年1月15日に裁判所へ提出。弁護団はコンピューターを使って筆跡鑑定を研究する東海大学の福江潔也教授に鑑定を依頼し犯人が残した脅迫状でくり返し使われていた「い」「た」「て」「と」の4文字を石川一雄さんの筆跡と比較したところ、脅迫状の筆跡と石川さんの筆跡は形が大きくずれていて、99.9%の確率で別人のものだと考えられると証明しました。 

  この福江鑑定書についても検察官は10月に反証するとしました。

 弁護団は検察側から上記二点の反証が出されれば証拠によって徹底的に反論することにしています。また、弁護団は、鑑定人尋問の請求にむけて準備をすすめています。鑑定人尋問の請求の時期は、弁護団の新証拠や検察官の反証、弁護側の再反論などが出されて以降になりますが、なんとしても鑑定人尋問を実現し、再審開始をかちとるために、より多くの市民に石川さんの無実と有罪判決の誤りを訴えていくことが重要です。 



10.31狭山中央集会に結集を

【狭山事件の再審を求める市民集会】

日時 2019年10月31日(木)午後1時から

場所 東京日比谷野外音楽堂

終了後デモ行進が予定されています。

 

【狭山事件の再審請求・街頭宣伝活動】

日時 2019年10月25日(金)午後6時30分から

場所 JR天王寺駅東口

 


市民のつどいin関西 報告集が完成

 狭山住民の会の方々の呼びかけによる「第3回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西~闇から希望をつなげて~」が2019年2月に天王寺でひらかれました。その時の様子をまとめた報告集が完成しましたので紹介します。購読を希望する場合は下記連絡先まで。

 領価500円
 連絡先 狭山再審を求める市民の会・こうべ 高橋さんまで 電話090-3624-8270



中山武敏弁護士「人間に光あれ」出版記念会INOSAKA

狭山事件の主任弁護人である中山武敏弁護士の自伝「人間に光あれ 差別なき社会をめざして」の出版記念会inOSAKAが大阪市のホテルでひらかれ、中山弁護士の家族や石川一雄さん、小林節さんや支部、HRCビルに所属する関係団体や組合などから75人が参加しました。

 

 

 

 

 中山先生は、被差別部落に生まれ育ち、夜間高校、夜間大学で苦学して司法試験を突破し、弁護士となられてからは、人権を守るためのさまざまな活動にかかわってこられました。本書は狭山事件とのかかわりや裁判闘争についても書かれています。

  記念会でご挨拶された方々のメッセージを紹介します。

石川一雄さんは拘置所にいた時に中山弁護士の父親が何度か面会に来てくれて刑務官に頭を下げるなと起こられたエピソードを紹介し、「中山先生のおかげでこのように元気に闘えている。申し訳ないのはこんなにご尽力いただいたのに無実を勝ち取れないこと。これからも狭山にとりくんでいただきたい」。早智子さんは「先生は狭山の闘いやあらゆる差別をなくし人権を守る中心にいる。厳しい闘いが続くが一日も早く再審開始を目指してこれからも元気でいてほしい」。

 小林節弁護士は「40を過ぎた時から自分で正しいと思うことを言うべきときに言えなかった悔しさがあった。ある時から、殺されてもいいから一度自分で正しいと思うことを言いきって死にたいと決意した時に中山先生と出会った。苦労の中勝ちぬいたから、私の知る限りこんなに怖い人はいない。この人に大事にされたらこんなに温かい人はいない。中山先生みたいに強い人になりたいし、優しく人を支える人になりたい。自信を持って生きていきたい。中山先生との出会いが私の転機となった」。

 

 

 中山弁護士があいさつで「本書は小林先生の発案で出版することができた。私にとっても宝物のような本ができご尽力に感謝している」とのべ、拘置所からの石川一雄さんからの手紙を紹介し「胸を強く揺さぶられ私の弁護士としての原点になっている。本を読み終えた読者から『狭山事件が今までよくわからなかったが本当にえん罪だと思う』などの感想が届いた。人生の中で多くの素晴らしい出会いに恵まれた。社会の根っこから差別撤廃をめざしてこれからも歩き続けたい。懐かしい顔に出会えた。みなさんの友情に感謝している」とお礼の言葉をのべた。

 



無実を叫び56年。来年までに最終意見書を提出。

 

 狭山事件の再審を求める市民集会が5月23日に東京の日比谷野外音楽堂でひらかれました。

   狭山事件を知らない多くの人へ事件を知ってもらい、えん罪を求める世論の声を高めるために、23日の朝日新聞東京版一面に意見広告を実施。静岡県から青森県まで370万部の発行部数です。今後の方針として証人尋問事実調べを求めて最終意見書を来年までに提出する予定です。

 

 基調提案で片岡明幸さんは日本維新の会の長谷川豊・参議院比例区候補者が部落差別発言をおこなったことにふれ「部落を犯罪のプロ集団という人間に参議院に立候補する資格はない。56年前にもこのような部落に対する誤った認識で狭山事件がおきた。それが半世紀以上たっても未だにこのような発言が出ることが狭山事件の大きな背景にある。狭山事件は部落に対する差別をなくしていく闘い」と支援を訴えました。 

石川さん、早智子さんのあいさつを紹介します。

石川一雄さん

今年こそ本当にえん罪を晴らしたい。証人調べを実現するべく命をかけてがんばっていきたい。今後も運動を展開していくが、私は80歳になった。これからが私の第二の人生。それに向かって前進していきますのでこの三次で勝ちますように支援をお願いしたい。

 石川早智子さんは狭山意見広告が朝日新聞に掲載されたことについてお礼をのべたあと先々週にひらかれた徳島の全国女性集会の分科会で和歌山の女性からの報告を紹介。

  1973年に石川さんに手紙を送り忘れていたころに石川さんから原稿用紙4枚にいっぱい文字が書かれた手紙を受け取りそこには「なにより勉強するということは人のためでなく自分自身の力。和歌山から応援してください」と書かれていて石川さんを励まそうと送ったのに逆に励ましてくれたと46年前の手紙を大事にもってくれていた。

  早智子さんは、「石川の闘いが多くの人を影響した。えん罪はあってはならないことだが獄中で文字を取り戻し多くの人に出会えて心が豊かになった」とのべ、狭山事件について「多くの証拠が出された。今がいかに重要であるか、裁判所を動かすのは一にも二にも世論の喚起が必要。さらなる支援をお願いしたい」と呼び掛けた。

 

 

前段集会では、70人以上の支援者が参加しました。

 

石川一雄さんはあいさつで「いよいよという気持ちがあるが楽観してはいけないと自分自身に戒めてこれからも皆さん方のご支援とともに闘っていきたい」と支援を訴えました。再審開始を実現させるべく参加者全員で団結がんばろうとおこなったあと、東京高等裁判所、東京高検へ要請行動を展開しました。

 



 5月23日付朝日新聞(東京版)に一面の意見広告に掲載されましたので紹介します。
 

 


現地調査で無実を確認

 

 狭山事件の再審を求める市民集会の翌日、2019年5月24日に現地調査をおこないました。5月なのにカンカン照りの猛暑のなか、中央本部の安田さんの案内で石川さんの自白に沿って事件現場を歩きました。事件から56年が経過し、かつてそこにあった雑木林、桑畑だったところが今はマンションや一戸建てが並ぶ住宅街に変わっていました。風景がちがうと現地調査はわかりにくいのではという不安もありましたが、事件当日に石川さんが歩きはじめたとされる駅からの時間から出会い地点までの距離や時間、被害者の女子高校生が学校から出て出会い地点につくまでの時間をくらべてみるとおかしな点だらけでした。

 最後に石川さん宅を再現した鴨居をのぞき、参加者は「2度の家宅捜索で万年筆は本当に見つからないわけがない」と石川さんの無実を確信しました。

 

 

安田さんは最近新証拠として提出した心理学鑑定を紹介。

 

狭山事件の予備知識がまったくない12人の大学生に警察官のマニュアルに沿って家宅捜索のやり方を説明。お勝手場の中に万年筆、ボールペン、腕時計、財布、ノートを隠し探してもらうと30分以内で全員が発見できた。

 万年筆の発見経過に矛盾点が多く、裁判で弁護士が指摘したが裁判所は「鴨居は背の低い人には見えにくい」と有罪根拠としている。心理学者は「この実験をもとに警察が家宅捜索で見逃したということは考えられない」と鑑定書を提出しました。

 初参加の青年からは「事件があるということは知っているが初めて現地に出向き説明を聞いていくととらえ方が違い、本当にやっていないことがわかった。一人でも多くの仲間に声をかけていきたい」などとのべました。

 

 



なんば高島屋前で街宣行動

 石川一雄さんの無実を訴え、事実調べ、再審開始を求めた狭山街宣行動を5月21日になんば高島屋前で開催し、3000枚のビラ入りティッシュを配布しました。
 ビラ入りティッシュを受け取り、署名に応じてくれた青年に「狭山事件のことは知ってはりましたか?」と聞くと「今から学んでいきたい」と言ってくれました。

 今後も事件のことを知らない多くの人へ声を届けていき無実を勝ち取るまでがんばっていこうと思いました。


石川さんは無実 ビラを作成

 狭山事件の再審開始に向けて事件を知らない多くの人へも関心を持ってもらうために、今年もビラを作成しました。

 三者協議によって開示された証拠をもとに狭山弁護団が石川さんの無実を明らかにした新証拠は220点以上にのぼります。被害者の万年筆、カバン、腕時計は石川さんの自白によって発見されたとされてきましたが明らかなウソだということが証明できました。

 5月21日夜6時30分から難波高島屋前で街宣行動をおこないます。




再審開始を求め、メーデーで訴え

 第90回大阪地方メーデーが4月27日に大阪城でひらかれ、狭山事件の再審実現を求める街宣行動をおこないました。
 メーデーは、アメリカの労働者が待遇改善をもとめて1886年5月1日にデモなどをしたのが起源です。狭山事件が発生したのが5月1日とおなじことから毎年街宣行動をおこなっています。
 道行く人に「狭山事件の再審を求めています」と呼びかけると通り過ぎたあとに戻ってきてチラシを受け取ってくれる方がいたり関心を寄せてくれる方が多くいました。
 早いこと解決ができるように今後も活動を続けていきます。



科学の力で無実は明らか。今すぐ再審開始を


 第3回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西「闇から希望をつなげて~狭山事件と清水(袴田)事件トーク&ライブ~」が2月17日の日曜日に阿倍野区民センターでひらかれ、会場には立ち見が出るほど大盛況でした。

 一部では部落解放同盟大阪府連の高橋定副委員長が地元あいさつのあと、本田哲郎さんが釜ヶ崎からみた狭山事件をテーマに記念講演をおこないました。

 石川一雄さんはあいさつで参加者へお礼をのべ「裁判官がどのような姿勢で結論をだすかその時期に来ている。裁判長の判断で結論を出せるはずであるが、権力に傾きなかなか再審開始決定をしようとしない。科学の力、医学の進歩によって無実は明らかになった。現在にたっても再審しようとしない。今でも裁判官は法務省の判断を仰がないといけない状況にあるのではないか。被差別部落に見込み捜査をかけ4人がつかまり一番の無知だった私が逮捕された。刑務官に文字を教えてもらったおかげで字を学ぶことができ心が豊かになった。80歳になったがまだまだ。100歳までがんばりたい。無罪を勝ち取ったときから本当の第二の人生がはじまる」などと支援を呼び掛けました。
 

 石川早智子さんは袴田巌さんが保釈されたあとに石川さんと対面したときの様子を語った。

 

 「いわちゃん、一雄だ。わかるか」と石川さんが聞くと袴田さんは「お父さん?」と聞いた。

 

死刑囚時代に袴田さんと石川さんはともに独房にはいり、行き来する中だった。当時、石川さんの独房に飾られていた両親の写真を思い出し、40年ぶりにあった石川さんのことを袴田さんは石川さんの父親だと勘違いして発した言葉だった。

 

早智子さんは40年の空白に涙し、「半世紀を超えた闘いを勝利することを信じ一日一日を大事に精いっぱい生きたい」などとのべた。

 袴田秀子さんは巌さんの近況を語り「2014年3月23日に釈放されたときは本当にうれしかった。47年7か月の刑務所生活を続けてきたがその日その日を一生懸命生きてきたので月日を勘定することがなかった。出てきてまもなく5年。その間に生活様式をみているとさぞかし苦しかったろう。自由は何もなく押し込められてよくぞ生きてくれた。今でも長年の拘禁生活が影響し、精神的にはまだまだ刑務所のまま引きづっている。今は街のなかを歩きまわるのを仕事にし、自由を味わっている」などとのべました。

 

  第二部では小室等さん、アカトバリさん、カオリンズさんによるライブ演奏。
 誕生日を迎えたばかりの石川早智子さん、袴田秀子さんへお祝いのバースデーソングとともにプレゼントが贈られた。最後の曲は二人も壇上にあがり、映画「獄友」の主題歌「
真実・事実・現実 あることないこと」を参加者全員でうたった。
 最後に「狭山事件再審引き伸ばし?袴田さん再審取り消し?そうはいくかよ!!」プラカードを持ち訴えました。市民の集い実行委員会の山中秀俊さんがまとめあいさつをおこないました。

 



一刻も早く再審開始の実現を 寒空の中、石川さんが訴え

 狭山事件の事実調べ、再審開始を求め12月下旬に予定されている第38回三者協議にむけて東京高裁前で2018年12月20日にアピール行動を展開しました。
 石川一雄さんは「無実を訴え続けて55年がたった。一日も早く無実無罪を勝ち取るための法廷の場をひらいていただきたい。裁判官は各鑑定人の尋問をひらき、再審開始決定を行っていただきたい。検察庁には、隠し持っている証拠を全面的に開示していただきたい」などと訴えました。



石川さんは無実 女性部が訴え

 石川一雄さんの無実を多くの人へ知ってもらい、再審開始の扉をあけるために部落解放同盟の女性たちによる街宣行動が12月6日に東京裁判所前でひらかれました。

 石川さんは他の予定と重なり、参加がかないませんでしたが、急な呼びかけにもかかわらず、全国各地から女性が集まり道行く人へ石川さんの無実を訴えました。



 狭山事件の再審開始を求める意見広告が10月28日付の朝日新聞大阪本社版に掲載されました。
 不当判決から44年目の10.31にむけて企画したもので、石川さんと同じ「獄友」、布川事件の桜井昌司さん、足利事件の菅家利和さんのふたりが石川さんとともに狭山事件の現地を歩き、「自白」の矛盾を実感する記事を中心としてじっくり読んでいただければ狭山事件の真実がわかる内容となっています。





スコップに関する新証拠提出

 

 

 

 

狭山弁護団は7月10日、スコップに関する新証拠と補充書を提出しました。新証拠は元京都府警科学捜査研究所技官の鑑定意見書2つと証拠開示された捜査報告書などで、寺尾判決が客観的な有罪証拠のひとつとしたスコップが死体を埋めるために使われたものとはいえず、また養豚場のものともいえないことを指摘しています。寺尾判決の有罪の根拠がさらに突き崩されたことになります。
 科捜研の技官として長年警察の捜査で土の科学的分析をおこなってきた専門的な知識にもとづいて、当時の県警鑑識課員による土壌鑑定を精査。スコップに付いていた土と死体発見現場付近の土が類似したとする鑑定の誤りを指摘にして、遺体を埋めるために使われたとはいえないことを明らかにしました。

 

 またスコップに付着した油脂からはスコップの出所を特定できないことを指摘し、寺尾判決が養豚場のスコップであるとした誤りを明らかにしています。

 石川さんを有罪とする証拠の数々が最新の鑑定で事件とは無関係であることが証明されてきました。
再審開始実現させるべく、弁護団は今後も新証拠を提出する予定です。

 



現地調査で石川さんの無実を確信

 狭山現地調査を2018年17日に実施し、石川一雄さんの自白に沿って事件当日に被害者と出会った地点や犯行現場とされた場所などへフィールドワークをおこないました。
 石川さんの有罪を裏付ける証拠はなく、不自然な点が多く、どう考えても石川さんは犯人じゃないことを確信しました。

 

 フィールドワーク終了後、集会場所へ移動し石川一雄さん早智子さんと交流を深めました。

 事件当時、身代金の引き渡し場所へは兄の六造さんの地下足袋をはいてとりにいったことになっていますが、石川さんの足のサイズは25センチで兄は23,5センチと兄よりも大きく、兄の地下足袋を履くことができませんでした。

 石川さんは「2年前に同じサイズの地下足袋をはいてみたが履けなかった。裁判所に保管されている地下足袋を履けば事実がわかるはず」とのべました。
 石川さんは袴田事件で再審開始決定が取り消されたことについて「袴田事件は誰もが勝つと思っていた。裁判長が判断する当日に布川事件の桜井昌司さん、足利事件の管家利和さんとともに書いた「検察の抗告を棄却する」幕を作り掲げる予定だった。1974年の寺尾判決を受ける当日も多くの人が100%無罪だと信じていたがあのような判決になってしまった。袴田事件も有罪な証拠が出されているが裁判長は権力に向いてしまった。狭山事件でも無実を証明できる証拠がいくつも出ている。一刻も早く糾明のための裁判をひらいてほしい」と支援を訴えました。

 「一日3万歩もあるいている。元気な間に集結させたい。多くの団体が現地調査に出向いてくれて無実を確信してくれている。完全な無実が証明されるように今後も声を上げ続けていきたい」などとのべました。

 


兵庫でも街宣行動

 狭山事件を多くの方へ関心を持ってもらうために部落解放同盟は全国各地で運動を展開しています。

 部落解放同盟兵庫県連合会と部落解放兵庫県民共闘会議が作成したハンカチです。兵庫県各地で街宣行動を行うときに配布されています。
 ハンカチを希望する方は兵庫県連の岡本さんまでお問い合わせください。電話078−222−4747


袴田さんも石川さんも無実だ!

 袴田巌さんの再審を求める会と部落解放同盟は6月14日に東京高等検察庁に対して改めて袴田さんの身柄を拘束しないように申し入れ書を提出しました。

 急な呼びかけにもかかわらず全国から支援者30人が参加し、高裁前で「袴田さんも石川さんも無罪だ!一日も早く再審無罪を!」と書かれた横断幕を掲げ、「司法は袴田さん(82歳)の命をこれ以上もてあそぶな!」などとかかれた不当判決に断固抗議するビラを配布しました。
 
狭山事件で犯人とされ半世紀以上も無実を訴え続けている石川一雄さんの妻の早智子さんは「裁判を開いてその場で真実を明らかにすれば無実が証明できる。一日も早く再審を開始してほしい」などと訴えました。

 東京高裁は6月11日に袴田巖さんの裁判のやり直しを認めないと決定しましたが、静岡地裁が4年前に決めた袴田さんの釈放については、年齢や健康状態などをふまえ、取り消しませんでした。一日も早く再審開始、無実を勝ち取るために声を上げていきましょう。




一日も早く再審へ!要請ハガキを送ろう。

 「日本の刑事裁判における有罪率は99.9%。いったん起訴されたらほぼ有罪が確定してしまう。このドラマは残りの0.1%に隠された事実にたどり着くために難事件に挑む弁護士達の物語である。」

 

 この言葉は、毎週日曜日に松潤が主演のドラマ99.9—刑事専門弁護士—の冒頭で毎回説明されるナレーションです。

 

 318日の最終回は再審を求める家族のお話でした。

 取り調べのシーンで「やってないなら裁判で主張すれば良い」と警察官に言いくるめられて罪を認めてしまうえん罪被害者の姿は、ウソの自白に追い込まれた石川一雄さんのケースと重なりました。

  「戦後70年の中で死刑または無期懲役がでた案件で再審請求がとおり無罪を勝ち取ったのはわずか9件。」という弁護士のセリフがあります。

  狭山事件もこれまで開示されたわずかな証拠をたよりに、197点の新証拠を提出しています。99.9%犯人の筆跡とちがうことを証明しても再審の扉がなかなかひらきません。

 事件から半世紀を超え、早期解決がのぞまれます。

  私たちは少しでも多くの支援者の声を届けるために、東京高等裁判所の後藤眞理子裁判長と東京高等検察庁宛の要請ハガキを作成しました。

  ドラマのように再審の扉をひらかせるためにできることから行動しませんか。

 



署名活動のお願い

 現在、狭山事件の公正な裁判ー事実調べ・再審開始を求めるために署名活動をおこなっています。2017年1222日に裁判長が交代し、新しく後藤眞理子裁判官が就任しました。下記アドレスをクリックすると後藤裁判長宛の署名用紙が表示されます。印刷していただき、多くの人へ署名を呼びかけてください。

 三者協議で開示された証拠をもとに弁護団はこれまで多くの鑑定書を提出してきました。それらをもとに事実調べをおこない再審開始実現を求めるためにも高裁高検への要請はがき行動や、後藤眞理子裁判長宛の署名行動を各地で展開しましょう。

 

http://www.hrn.gr.jp/wp-content/uploads/2018/01/fcda0f3b603d2562563228628422e71f.pdf