狭山事件のことをもっと詳しく知りたい人へ

 石川一雄さんを支援する鎌田さんや証拠開示された取り調べの録音テープをもとに鑑定をおこなった浜田さんの狭山事件の本が発刊されています。他にも映画や、支援団体のホームページなど狭山事件関連を紹介させていただきます。


おすすめの動画

YouTube「3つの疑問・無実の証明」を紹介します。
「狭山事件の再審を求める市民の会」が2013年に企画制作したものです。有罪証拠をもとに弁護団は石川さんの無実を証明し続けています。石川さんが無実なのは明らかです。
下記アドレスをクリックして頂くとみることができます。

多くの方へ周知していただき、支援の輪をひろげていきましょう。

「狭山事件 石川一雄さんは無実だ」(1)
 http://www.youtube.com/watch?v=-O3b-7-e90c

「狭山事件石川一雄さんは無実だ」(2)
 http://www.youtube.com/watch?v=R0siTymRKVE


おすすめの本

虚偽自白はこうしてつくられる―狭山事件・取調べ録音テープの心理学的分析 単行本 – 2014/12/25

狭山事件―石川一雄、四十一年目の真実  単行本 – 2004/6/1

鎌田 慧

「狭山差別裁判」パンフ

頒価 300円

問い合わせ先 ℡ 03-6280-3360 fax 03-3551-6500

頒価 1部 300円


おすすめの映画

ドキュメンタリー映画

SAYAMAみえない手錠をはずすまで
監督 金聖雄
 第69回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞受賞

 えん罪を訴え人生のほとんどを獄中で過ごし、殺人犯とされた人たちのドキュメンタリー映画。2018年4月~上映
詳細はこちら


一日も早く再審開始を 支援者がパンフを作成

 再審開始を求めて長年支援にかかわって来られた佐々木かよさんが石川一雄さん、早智子さんに詩画パネルを送りました。その画集をパンフにして作成した一部を紹介します。 昨年は「心にとどけ」詩画集を作成されています。
    関心があるかたは下記宛先までお問い合わせください。

石原敏 電話090−1714−5190
 email ishiharabin@yahoo.co.jp


各地で学習会

市民のつどいin関西

第2回狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西」が1月28日に港区民センターでひらかれ大阪をはじめ全国から支援者ら約370人が参加しました。狭山事件を考える市民の会などで構成する実行委員の主催です。
 脅迫状の筆跡が99.9%の確率で石川さんと別人のものだとする鑑定書や万年筆が被害者のものではなかったことが科学的に明らかになるなど弁護団は有罪判決を突き崩すための新証拠を提出し続けています。集会では石川さんの無実を勝ちとるためにさらなる支援の輪を広げていくことを参加者全員で確認しました。

 地元歓迎あいさつで部落解放同盟大阪府連合会の安田幸雄書記次長が「大阪府連では府民共闘と共に狭山事件を知らない多くの人へこの問題を伝えるツールとして狭山事件のホームページを立ち上げ発信を続けてきました。これからもいろんな団体と力を合わせて再審開始の扉を開ける力を結集していきましょう」などとのべました。

 

 狭山再審弁護団事務局長の中北龍太郎弁護士が経過報告をおこない石川さんの筆跡が99.9%の確率でちがうことが明らかになった東海大学情報工学部の福江潔也教授による鑑定を説明。逮捕当時の証拠となった脅迫状筆跡鑑定は依頼からわずか数時間でおこなわれ有罪判決はことごとく崩れていることを証明しました。

 えん罪被害者の菅家利和さん、桜井昌司さんと石川一雄さん、早智子さん、映画監督の金聖雄さんによるトークセッションでは、映画「獄友」監修の思いや、服役生活についての思いなどを語られました。石川さんは「科学の進歩によって私の無実は明らかになってきました。そして昨日新証拠が新たに提出されたことをNHKが放送してくれました。この事実は司法も無視できない状況だと思っています。今年は再審開始の一年になるのではないかと期待しています」などとのべました。


「石川さんは書いていない」森実・筆跡鑑定人が講演

 狭山事件の再審開始と部落差別解消推進法の具体化を求める南大阪市民集会が2017年5月31日に松原市商工会議所でひらかれ石川一雄さんの筆跡鑑定に関わった大阪教育大学の森実教授が「狭山事件の識字能力鑑定書を作成して~部落差別解消推進法および教育機会確保法との関連で~」をテーマに講演しましたので紹介します。

 

 1955年に政府・文部省がおこなった大規模な「国民の読み書き能力」調査があります。当時15歳から34歳までの国民を対象に読み書き能力を4段階にわけ、①はじゅうぶんな読み書き能力がある②はじゅうぶんではないが日常生活に大きな支障がない③はじゅうぶんではなく日常生活にかなりの支障がある④は読み書き能力がなく、日常生活に支障があると明らかに認められるものも含まれているなどとなっています。調査の結果、当時1割の人が、じゅうぶんな読み書き能力を持たない段階4にあたりました。

 

 石川さんは取り調べのやりとりの中で警察官から文字を教わっていることがわかりました。石川さんは「がっこう」の文字が書けず、「がこを」「かあこう」「があこを」などと書いています。他にも「っ」や濁音などを書き間違え、警察官に教わり書いていました。

 

 文字を初めて覚えるときに「おかあさん」「おにいさん」など同じ母音が続いたり、「おおかみ」など同じ音が続くときに間違えることが多いのですが、それを正確に書けるようにするには毎日学校へ通い、時間をかけて表記を学んでいけば知らないうちに身につき覚えることができます。

 

 部落差別により学ぶ機会をじゅうぶんに得ることができなかった石川さんは、促音や拗音など文字をはじめて学ぶ小学校一年生の段階で学習するかな文字表記のルールを習得できず、当時の石川さんの読み書き能力は段階④の非識字者といえます。脅迫状を書いた犯人の読み書き能力は段階①か②と推測でき、石川さんが脅迫状を書いていないことは明らかです。

 提出した鑑定は読み書き能力に関する鑑定であり、取り調べの誘導や強制には論じていません。

 部落差別のまっただ中でで育ち、十分に教育を受けられないまま大人になり、警察にだまされウソの自白をさせられた石川さん。「部落解放運動は教育にはじまり教育に終わる」と言われています。識字運動は部落解放運動の原点です。

  昨年制定された「部落差別解消推進法」、「障害者差別解消法」、「ヘイトスピーチ解消法」、「教育機会確保法」の4法を軸に活用していくことも重要です。

 

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